私が20歳の頃、ダンス留学を経験しましたが、ダンス留学サポートには疑問を感じました。
通常のダンススタジオの場所や案内は提供されるものの、ダンサーの気持ちやダンスに関するより深い知識などはほとんど教えてもらえなかったのです。
その後、アメリカ・ロサンゼルスに留学し、唯一無二のダンサーとして活躍するための環境や仕事が集まる場所での経験をしました。最初は刺激的で成長につながる環境でしたが、慣れてくると単調なダンススタジオへの通いに焦りや虚無感を感じるようになりました。これをきっかけに、ダンサーになるための具体的なガイドブック(教科書)が存在しないことに気づきました。
海外での視野を持つことは、ダンスの分野においても重要なアプローチです。需要と供給のバランスの不均衡から、海外での経験が重要であると私自身様々な
国のダンスシーンに触れ合った上で感じました。
1.多様性と刺激:異なる文化やスタイルとの交流により、自身のダンス幅が広がり、クリエイティビティが刺激されます。
2.成長と学び:異なる環境での挑戦や評価を通じて、技術的向上やパフォーマンス力の向上が期待されます。
3.ネットワークの拡大: 世界中のダンサーや関係者とのつながりが生まれ、新たなコラボレーションの機会やプロジェクトが広がります。
4.認知度の向上:海外での経験が、国内外での知名度向上につながり、将来的により多くの機会が得られる可能性があります。
5.新たな市場の開拓:自身のスタイルに合った市場を見つけ、新たなファン層を獲得することができます。海外での経験はダンサーとしての成長やキャリ<アの
拡大に向けた貴重な手段となるでしょう。
日本のダンスシーンの課題に向き合いつつ、世界のステージで才能を発揮する道を模索することは、素晴らしい冒険となる
と考えています。
ただし、海外での活動には課題もあります。言語や文化の違い、競争激化、ビザやロケーションの問題などに注意が必要です。計画的な準備と研究が重要なんです。
だからこそ、徹底したプログラムやサポートが必要になります。
以上、3つの要因が、HDI COLLEGEの創設に大きく影響しました。HDI COLLEGEは、ダンサーのサポートをより充実させ、ダンサーの成長と発展を促進するための教育機関として設立されました。